ヤモリのQ&A

ヤモリのQ&A

点 ヤモリを手に入れる
点 ヤモリの飼育、費用
点 ヤモリの家に必要なもの
点 ヤモリのエサ

点 ヤモリに噛まれた!
点 旅行に行きたいんだけど・・・
点 ヤモリの尾が取れた!
点 ヤモリの病気など

ヤモリを手に入れる

ヤモリはどこで買えるの?

専門店があります。
ネットや専門雑誌でお店を調べて、実際に行って買うのがいいでしょう。
ネットでも買えますが、自分で選べて、アドバイスがもらえる専門店の方が便利です。 また、都市のほうでは即売会もやっています。愛好家の人たちが集まるので、色々と質問すれば良い知識が得られるでしょう。

ヤモリの選び方

痩せている、しっぽが切れているトカゲはお迎えしないこと。
動きがおかしい、体が傾いているのもダメです。
それ以外は、好みで選んで問題ないでしょう。

買う前に聞いておくこと

点 病歴はあるか
点 触れ合えるか
点 成長したらどれくらい大きくなるか
点 どんな性格か(おだやか? 攻撃的?)
点 エサは何でどのくらいの量をどれくらいの間隔で与えているか
点 どんな環境で飼育していたか(温度・湿度管理、ケージのレイアウト、掃除のやりかたなど)

・・・・・・しっかり聞いておきましょう。初心者であることや、あまり飼育に詳しくないことを伝えると、人によっては親身になって教えてくれるでしょう。

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ヤモリの飼育、費用

ヤモリの費用は?

初期費用は一万円くらい。
月々の費用は電気代とエサ代で、だいたい月1000円程度かかります。

飼育は楽なの?

ほかのペットと比べて、やることは少ないです。
基本的にエサと水、ケージの掃除と温度・湿度管理ですが、ヤモリの場合これらを毎日やる必要はありません。
エサと水やりは2,3日に一回くらいで良いし、掃除は週一くらいでいいです。温度管理はサーモスタットという自動管理機器を用意していればあまり気にする必要もありません。湿度管理はヤモリの種類によっては霧吹きで水やりといっしょに出来てしまいます。

忙しい現代人にとって、基本的に"放置"していればいい理想のペットですが、悪いところもあります。
それは環境が変わったり、ストレスがたまると簡単に体調を崩すこと、エサが虫なので虫嫌いな人には飼育できないということです。霧吹きや温度管理をしっかりし、あまり触らず、生きた虫を扱える人でなければ、トカゲを健康に育てることは出来ません。
あなたはイモムシ、コオロギに触れますか?

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ヤモリの家に必要なもの

グラステラリウム
46.5×46.5×48cm
税込:20,550円
矢印 ケージ

湿気を好むヤモリなら天井に空気穴があるものを、乾燥を好むなら天井だけでなく側面にも穴があるものがいいでしょう。ヤモリは脱走の名人なので、歪みがなく、掃除しやすく、中身が良く見えるケージであることが大切です。

ケージのサイズは、飼いたいヤモリがどのくらい大きくなるか調べてから、 【トカゲの体の長さ×2=幅】×【トカゲの体の長さ=奥行き】で計算して下さい。それが最低限必要なケージの大きさです。
高さは自由ですが、木の枝などが入る程度は必要です。トカゲが動き回るタイプだったり、多頭飼いするならもっと大きいサイズを用意しましょう。
木の上で過ごす30センチ以上のヤモリは、ケージが小さいと体調をくずすので、やや大きいケージが必要です。
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ハスクチップ
税込:592円
矢印 床材

湿気を好むヤモリなら湿らせたヤシガラや腐葉土、水ゴケを使い、乾燥を好むなら砂漠の砂や乾いたヤシガラを使うといいでしょう。
どのくらい敷くかもヤモリによって変わり、もぐるヤモリなら5~10cmくらい厚めに、もぐらないタイプなら2,3cmくらい敷きましょう。キッチンペーパーをぺらっとしいてもいいです。
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矢印 》キッチンペーパーを探す!


木の枝
1,037円
矢印 木の枝

木の上で暮らすトカゲに必要です。
湿気を好むなら木の枝と観葉植物。木の枝はトカゲの胴体と同じかそれより太め、観葉植物はトカゲの体を傷つけないやわらかいものが望ましいです。植物は湿気を出してくれるので、植物が元気に育っていればケージ内の環境も良いそうです。
乾燥を好むトカゲなら木の枝か岩。岩はケージの底に触れさせ、周囲を砂で埋めるとヤモリが岩の下敷きになる事故を防げます。
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パネルヒーター
税込:3,405円
矢印 保温

大体パネルヒーター一枚あれば十分です。
が、高温を好むヤモリにはバスキングライトと呼ばれる保温器具でケージの一部を暖めてあげましょう。近くで日向ぼっこする姿が見られます。
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温度・湿度計
税込:868円
矢印 温度、湿度計

基本28℃くらいに保てれば健康に育ちます。
ヤモリによって最適な温度・湿度は違うので、霧吹きや保温グッズを使いながら過ごしやすく保って下さい。
トカゲが居る高さに設置しておきましょう。
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ウェットシェルター
税込:705円
矢印 シェルター

地表で生活するヤモリには必要です。
隠れて生きているので、シェルターが無いと体調を崩すこともあります。
対して、木の上で生活するトカゲにはあまり必要ありません。が、シェルターの代わりに木の枝や岩、観葉植物を入れておきましょう。
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霧吹き容器
税込:198円
矢印 霧吹き

乾燥を好むなら数日に一回、湿気を好むなら毎日、ケージに霧吹きして湿気を与えると良いです。ケージに付いた水滴は、そのままトカゲの飲み水になる事も。
霧吹きの水はトカゲの体にかけないよう注意しましょう。
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UVライト
税込:1,968円
矢印 照明

夜行性のトカゲの動きを楽しむため、見栄えを良くするために使うだけなので、基本的に照明は必要ありません。
ただし、昼に活動するヤモリには紫外線が必要なので、弱い紫外線の出る照明をつけておくと健康に育ちます。 アルビノや、目が大きく潤んでいるヤモリに照明を使うと体調をくずすので、注意しておきましょう。
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ヤモリのエサ

水やり

ヤモリの多くは水入れを使わないので、ケージ内に霧吹きした時、壁にできた水滴をなめて水分補給をします。霧吹きの水は常温にしておき、ヤモリの体にはかけないこと。体調をくずします。
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霧吹きした後はヤモリの食欲が増します。
コオロギや昆虫ゼリー、果物や専用エサなどをピンセットで与えましょう。

ヤモリのエサって?

エサはだいたいコオロギです。
トカゲの頭と同じ大きさか、少し小さいくらいのコオロギを与えましょう。2,3日に一回、ピンセットで虫の頭をつぶし、カルシウムの粉をまぶしてトカゲの口に入れてやります。食べる量はトカゲによって違うので、買うときにやり方を見せてもらうとスムーズでしょう。
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ほかにも、マウスやワーム、専用エサや鳥のヒナなどのエサがあります。
幼いトカゲは、毎日エサやりする必要があるので注意しましょう。

エサにカルシウムをまぶす

エサにカルシウムをまぶすことをダスティングと言います。
生きたコオロギにまぶすのは大変なので、コオロギとカルシウム剤を一緒に容器に入れたり、ビニール袋に入れたりしてシェイクしましょう。粉がまんべんなく虫に付きます。虫に付かなかった粉は、もったいないですが捨ててしまいます。粉はすぐに劣化するので、次のエサやりまでもたないのです。

カルシウムだけの粉ならたくさん与えても良いのですが、ビタミンやミネラルが配合されているものは与えすぎると過剰摂取になることがあるので、少量をこまめにあたえるようにしましょう。
ヤモリに紫外線を当てない場合は、ビタミンD3入りのカルシウム剤を使うと良いです。
矢印 》カルシウム添加剤を探す!

エサの豆知識

フタホシコオロギ

すごく凶暴な虫なので、食べさせるときは頭をつぶしてから与えましょう。
ふてぶてしくもヤモリをかじったりする奴なので、そのままケージに放りこんだりしないでください。
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昆虫ゼリー

好きなヤモリが多いです。
虫と違い、ピンセットで与える必要が無いので、置いておくだけでエサやりがサボれます。(あまりやってはいけない)
長期旅行に行くときなどにゼリーとコオロギを入れておくと、コオロギがゼリーにたかってヤモリを攻撃しなくなるというメリットがあります。
やせたヤモリの回復にも使えます。
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ハニーワーム

お迎えしたヤモリが弱ってる!エサ食べない!って言うときに便利です。栄養価が高く、とてもおいしいようです。痩せたトカゲの回復にも使えます。ただ、おいしすぎてほかのエサを食べなくなる可能性があるので、ほんとうに必要なときだけ与えましょう。
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ミールワーム

消化されないので、与える必要はありません。

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ヤモリに噛まれた!

噛まれたらどうするの?

ヤモリはけっこう噛みます。怒ったり、ビックリしたり、勘違いして噛んだり。ちいさいヤモリなら良いのですが、頭が500円ほどあるトカゲだとかなり痛いし、血が出ます。

痛いですが、動いてはいけません。動いたり放り投げようとすると、トカゲは意地になって食らいついてきます。なので、噛まれた瞬間ストップ!トカゲの体を地面に触れさせたままにして置いて下さい。気が済んだら噛むのを止め、どこかへ去るはずです。 トカゲが離れたら、すぐに消毒して下さい。化膿することもあります。
とにかく噛まれたら動かないこと。動くと離してくれなくなるし飼い主のケガがひどくなるしトカゲのあごの骨が砕けるしで良いことはありません。

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旅行に行きたいんだけど・・・

旅行に行くとき

大人のトカゲなら、一週間はエサを食べなくても大丈夫です。
問題は温度と水。夏に閉め切った部屋において置くと、水が腐って高温で死んでしまいます。夏はエアコン、冬はヒーターをつけっぱなしにして出かけた方が良いでしょう。
水も切らしてはいけません。大き目の水入れを置いたり、水がチョロチョロ出るドリップシステムを設置して対応して下さい。

エサが心配だからと、ケージに虫を入れてはいけません。食べずに腐ったり、虫がトカゲを攻撃したりすることがあります。
普通の日に練習しておくと安心できるでしょう。専門店では旅行中預かってくれる所もあります。

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ヤモリの尾が取れた!

しっぽが取れた!

ビックリしたりストレスがたまると、しっぽが取れます。
栄養の高いエサを与えて放置しておきましょう。傷口になにかを塗る必要はありません。ただ、ケージ内は清潔にしておいたほうが良いようです。
落ち着いたら、どうしてしっぽが切れたのか考えてみましょう。
ほかにペットを飼っていたら、それが怖かったのかもしれませんし、うるさかったり、触りすぎたのかもしれません。もう二度としっぽが切れないよう、原因を取り除きましょう。

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ヤモリの病気など

脱皮について

皮がぺろっとめくれていたら、思わず取りたくなってしまいますが、脱皮を手伝ってはいけません。トカゲは一人で脱皮できます。放置しておきましょう。
もし指などに皮が残り、いつまでたっても取れないようであれば、脱皮不全かもしれません。そのときはウェットシェルターを作ったりぬるま湯に入れたりして、脱皮を手伝ってあげましょう。

病気になったかも・・・

エサを食べない、どんどんヤせる、動かない、動きがおかしい・・・こういう時は、病気にかかっているかもしれません。お医者さんの意見を聞く必要があります。
もしもの時のために、トカゲを見てくれる病院を見つけておきましょう。

病院に行くときは、トカゲが入るサイズの小さなタッパーなどにキッチンペーパーを敷き、そこにトカゲを入れて連れて行きましょう。湿度が好きなトカゲなら、キッチンペーパーを湿らせておくのもいいでしょう。容器はなるべく傾かないようにし、温度に気をつけながら病院まで運びます。

病院では、ケージの置き場所やどんな環境で育てているか、与えているエサや温度・湿度管理について聞かれます。しっかり答えられるようにしておきましょう。

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