ムーアカベヤモリの飼い方
特徴
飼育:簡単 |
ゆっくり動くので、扱いやすいトカゲです。
温度は気にしなくても良く、夜行性で冬に寒くなれば冬眠します。繁殖したいのなら冬眠させましょう。おだやかな性格なので、一つのケージで何匹も飼えます。
触れ合いたいなら幼いトカゲを飼い、触れ合いに慣れさせましょう。
やることは3つだけ。
「エサをやる」「水を与える」「掃除をする」だけです。
散歩も触れ合いも必要ありません。基本的に「放置」で良いのです。
エサをやる
幼いうちは毎日、大きくなったら週に1~3回、コオロギにカルシウムパウダーをまぶしてピンセットで与えましょう。
エサの大きさはトカゲの頭と同じくらい。トカゲに噛み付かないようコオロギの頭をピンセットで潰してから与えます。もし大きくて食べられないようなら、小さめのコオロギを多めに与えましょう。
水を与える
毎日、もしくは数日に一度、ケージの壁に向かって霧吹きして下さい。
トカゲは霧吹きでできた水滴をなめて水分補給します。
霧吹きの水をトカゲにかけないよう注意して下さい。
掃除をする
キッチンペーパーを換え、壁を拭きます。
出来れば毎日、トカゲがストレスを感じているようなら数日に一度の頻度で掃除しましょう。
壁にフンをされると、すぐに掃除をしないと取れにくくなってしまいます。しかも脱走の名人のため、掃除中に逃げる逃げる。掃除中だけ別のケージに入れるのも良いですが、まず捕まえるのが大変です。
あまりケージの壁を汚さないよう、ケージ内に木の枝などを多めに入れて壁に行かせないようにするのも一つの手です。
コオロギ (カルシウム付き) 税込:1,365円 |
エサ
エサはコオロギです。
トカゲの頭くらいのサイズのコオロギにカルシウムパウダーをまぶし、ピンセットで与えて下さい。 |
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スプレー容器 税込:198円 |
水やり
水道水で良いので毎日、もしくは数日に一回、ケージに霧吹きして飲み水と湿度を与えましょう。 |
グラステラリウム 31.5x31.5x33cm 税込:5,538円 |
ケージ
床も壁も全てヤモリの活動の場です。よって、ケージは小さく、中に入れるものも最低限で十分。脱走の名人であるため、しっかりふたの閉まるもの、逃げる隙間のないものがいいでしょう。
ケージの大きさは、【幅30cm】×【奥行き20cm】×【高さ20cm】は最低限必要です。ケージは大きければ大きいほど、トカゲの動きを楽しむことが出来ます。 |
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ハスクチップ 税込:592円 |
床材
キッチンペーパーを何枚かしき、汚れたらぺらぺらめくっていけば掃除が楽です。 |
木の枝 1,037円 |
木の枝
木の上で過ごすトカゲなので、流木や木の枝を入れておきましょう。 |
パネルヒーター 税込:3,405円 |
保温
温度は28℃前後くらい、あまり気にしなくても良いです。 |
温度・湿度計 税込:865円 |
温度、湿度計
トカゲの健康管理に役立ちます。 |
ウェットシェルター 税込:505円 |
ウェットシェルター
水か水ゴケを入れたウェットシェルターを作っておくと、脱皮が楽になります。消臭、抗菌効果もあります。乾いたら霧吹きなどでつねに湿らせておきましょう。 |
ムーアカベヤモリはスペイン、イタリアなどのヨーロッパ南部、地中海沿いのアフリカ大陸の北部、カナリア諸島などに分布し、主に沿岸沿いの乾燥した温暖地域に生息しています。
また、夜行性である事から昼間は建物の隙間や木の皮などの目立たない場所に隠れて過ごしています。昼間は大人しいムーアカベヤモリですが、夜になると活発に動き回り、光に集まってくる昆虫などを捕えて食べます。
夜の動きを楽しみたいなら、ライトなどを設置するといいでしょう。エサやりも夕方に行った方が良いです。
人工エサ
虫が苦手な人におススメの、人工エサです。 |