サヤツメトカゲモドキの飼い方
特徴
飼育:簡単 |
ツメが皮膚で覆われているので、サヤツメという名前です。
湿気を好むので、床材を湿らせて週に何回か霧吹きして下さい。霧吹きで出来た水滴をなめます。野生では洞窟や落ち葉の下などの湿気の多い場所で生活しています。
寒いとすぐエサを食べなくなるので、温度管理に注意して下さい。
やることは3つだけ。
「エサをやる」「水を与える」「掃除をする」だけです。
散歩も触れ合いも必要ありません。基本的に「放置」で良いのです。
エサをやる
幼いうちは毎日、大きくなったら週に1~3回、コオロギにカルシウムパウダーをまぶしてピンセットで与えましょう。
エサの大きさはトカゲの頭と同じくらい。トカゲに噛み付かないようコオロギの頭をピンセットで潰してから与えます。もし大きくて食べられないようなら、小さめのコオロギを多めに与えましょう。
水を与える
出来れば毎日容器を洗い、水を替えましょう。
冬場は毎日水を替えなくても大丈夫ですが、夏はすぐに水が腐るので、できるだけ毎日かえたほうが無難です。最低でも3日に一度は替えましょう。
掃除をする
汚れた床材をスプーンや茶こしですくって捨てて下さい。
減った床材は補充するか、定期的に大掃除して全部入れ替えましょう。
出来れば毎日、トカゲがストレスを感じているようなら数日に一度の頻度で掃除しましょう。
コオロギ (カルシウム付き) 税込:1,365円 |
エサ
エサはコオロギです。
トカゲの頭くらいのサイズのコオロギにカルシウムパウダーをまぶし、ピンセットで与えて下さい。 |
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水容器 税込:770円 |
水やり
水道水で良いので毎日、もしくは数日に一回容器を洗い、水を替えます。
水入れはひっくり返されない程度に重さがあるものを選びましょう。 |
グラステラリウム 46.5×46.5×48cm 税込:20,550円 |
ケージ
そんなに大きくならないので、Mサイズのプラスチックケースで十分。 |
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ハスクチップ 税込:592円 |
床材
土よりも、保湿力のある植物性の床材がおススメ。ヤシガラなどを厚めに敷き、底から中ほどまでを湿らせ、表面は乾いているくらいが良いです。 |
パネルヒーター 税込:3,405円 |
保温
小さな遠赤外線ヒーターをケージの上に乗せておきましょう。 |
温度・湿度計 税込:865円 |
温度、湿度計
トカゲの健康管理に役立ちます。 |
ウェットシェルター 税込:705円 |
ウェットシェルター
水を入れたウェットシェルターを用意しておくと、脱皮が楽になります。 |
霧吹き容器 税込:198円 |
霧吹き
湿気を保つために毎日、もしくは数日に一回、ケージに霧吹きをして湿度を保って下さい。 |
サヤツメトカゲモドキは多湿環境を好むヤモリで、森林などに生息しています。
昼間は倒木の下や樹洞などに隠れていて、夜間に徘徊して昆虫などの小動物を捕食しています。卵生で1回に2個の卵を4~5回ほど産むとされ、卵は温度によって2~4ヶ月をかけて孵化し、生まれた幼体は2~3cmほどです。
飼育には高温で多湿、そして通気性が必要です。環境が落ち着いてしまえば繁殖までのぞめるようなトカゲモドキです。
人工エサ
虫が苦手な人におススメの、人工エサです。 |