ヘビの飼い方を、分かりやすくご紹介します。

矢印 1.強制給餌-エサを食べないヘビに

ヘビはとても神経質な生き物で、ちょっとしたことですぐエサを食べなくなります。 ケージの掃除や飼い主とのふれあい、水入れの位置が変わったなど、ほんの少しのことでストレスを溜めます。
エサを食べなくなったからといって、ヘビが餓死するのをだまって見ている訳にはいきません。エサを食べる体力があるうちに、無理やりにでもエサを与える必要があります。

1mを超える大きなヘビなら1~2ヶ月食べなくても死にませんが、それより小さなヘビは早めの対応が必要です。小さいヘビにはピンクマウスを、卵の黄身を付けてすべりやすくし、無理やり口の中に突っ込みます。吐かれたら意味がないので思い切って食道の方まで押し込みましょう。それでも吐く場合は、エサのサイズや種類を変えて再挑戦です。
大きなヘビには細切りの牛肉を、小さなヘビに与えるときと同じように与えます。ヘビが自分で食べるようになるまで、根気よく繰り返して下さい。

これで必ずヘビが元気になるわけではありません。
なぜヘビがエサを食べないのかを考え、原因を取り除くことが重要です。

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