ヘビの病気を、分かりやすくご紹介します。

ヘビの医学

ヘビを扱う病院は、とても少ないです。
まずは、ヘビを診てくれる病院がどこにあるのか把握しておきましょう。
たいてい、自宅から遠く、移動に時間が掛かるはず。

「病院に行くには時間かかるし、助からないかもしれない」と考え、
病気の早期発見と予防に力を入れてください。

矢印 自分でできるヘビの健康チェック
矢印 ヘビの病気を予防するには
矢印 ヘビの病気と症状

矢印 自分でできるヘビの健康チェック

チェック きちんとエサを食べているか
いつもどうりエサに食いつけば健康です。
しかし、脱皮前でもないのにエサを食べない時は、なにか原因があると考えて下さい。エサの状態、温度と湿度、体に異常がないか調べましょう。

チェック 脱皮に問題はないか
健康なヘビなら、くつ下を脱ぐようにキレイに皮を脱ぎます。
しかし、体調の悪いヘビは、脱いだ皮がボロボロだったり、体に皮が残ったりします。

チェック フンに血や虫は混じっていないか
ヘビのフンはだいたい固体で、白い豆腐のような尿酸がついています。
ここに血や寄生虫は混じっていないか見てください。

チェック ヘビの体に粉がついていないか
ヘビの体に白い粉がついていれば、ダニに寄生されている可能性があります。
粉がついている上にウロコにつやがなく、ガサガサしていれば高確率でダニでしょう。

チェック 背骨が浮き出てきていないか
最初からそういう見た目のヘビを飼った場合は関係ありませんが、ちゃんとエサを食べているのに痩せてきた、という場合は、体の中に寄生虫がいるのかもしれません。

チェック 口をだらしなく開け、ひゅーひゅーと呼吸していないか
怒ったときのシューシューとは違う、弱々しい呼吸をしていたら、呼吸器関係の病気にかかっている可能性があります。

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矢印 ヘビの病気を予防するには

花 生活しやすいお家を作ってあげる
まず、出来るだけ故郷と同じ環境を整えてあげること。
土にもぐって生活するヘビならケージに土を敷き、寒さが苦手なら保温を。

花 保温器具を万全に
とつぜん保温器具が故障し、寒さでヘビが死んだ・・・・・・ なんて結末を迎えないように、予備や温度管理をしてくれるサーモスタットなどを用意しておきましょう。

花 ケージをきちんと掃除し、水は切らさず清潔に
どんなヘビにとっても大事なこと。
ケージがキレイだと虫の心配がなく、体も汚れません。
水もヘビにとっての生命線ですので、いつも新鮮なものを用意しましょう。
とくに夏場は水が腐りやすいです。一日二回はかえたほうが良いでしょう。

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矢印 ヘビの病気と症状

花 感染症口内炎
(マウスロート)
・口の中にチーズのようなものが見える
・口が閉じられない、炎症を起こしている
・頭が腫れている
・エサを食べない
花 腫瘍 ・体に不自然なふくらみがある
花 風邪・肺炎 ・鼻水が出る
・呼吸がおかしい
・ヒューヒュー音を立てる
花 原虫性腸炎 ・食欲がない
・エサをまったく食べない
・下痢、もしくは血便をする
・緑、もしくは透明の液体を出す
花 ダニ ・ヘビに元気がない
・体に粉のようなものが付いている
花 脱皮不全 ・目が白くにごったのに、いつまでたっても脱皮しない
・脱皮したのに、皮が残っている
・皮がういていたり、しわがよっている

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